トラム黄埔線1号線 | 中国

トラム黄埔線1号線（HP1）は広州市黄浦区初の路面電車路線で、香雪駅から新豊駅までの合計14.4キロメートルに全部で20の駅があり、最高時速70 km走る路面電車に対応できます。

この路線は、交通密度が高くて乗客数が多く、踏切の多い都市部にあります。広州では、豪雨、台風、多湿などの悪天候により道床に水が被り、運行に影響する可能性があります。

洪水などの過酷な条件でも円滑な運行を確保するために、IP68定格のホイールセンサーRSR180をFrauscherアドバンストカウンターFAdCと組み合わせて設置しました。FAdCはカスタマイズされたプロトコルで構成できるため、中国鉄道省が中国標準として導入した鉄道信号安全プロトコルRSSP-I（RSSPのタイプIプロトコル）を実装することが決定されました。CRSC Xi’an Railway Signal Co., Ltd. (CRSC Xi’an)、CRSC Research & Design Institute Group Co., Ltd. (CRSCD)、Frauscherの間の緊密な連携により、RSSPが実装されたFAdC製品が、効率的かつカスタマイズされたサービスと共に初めて提供されました。COM-RSSPは2021年3月に、CENELEC SIL 4認証を取得しました。