北京地下鉄12号線 | 中国

北京地下鉄12号線は、北京北部の地下鉄プロジェクトです。ここは全長29,6 km、21駅あり、4つの主要都市地区を結ぶ、最も混雑する通勤エリアの1つです。このプロジェクトは2023年末の使用が予定されています。

これは北京のCBTCのバックアップシステムとしてFrauscherアドバンストカウンターFAdC®を使用する最初の地下鉄路線です。さらに、Frauscher通信ボード（COM）と鉄道信号安全プロトコル（RSSP）を組み合わせて導入することに成功した広州市のトラム黄埔線1号線と湖南省の鳳凰リニアモーターカー路線に続き、12号線もこの実績ある技術を採用した初の地下鉄路線となります。

RSSPは中国の鉄道業界の標準仕様として定められ、CBTCシステムでのデータ送信に一般的に適用されています。Frauscherの技術チームはRSSPプロトコル（COM-RSSP）をサポートする通信ボードを開発し、2年前にCENELEC SIL 4認証を取得しました。